フルオープン卓上型(テーブルコーチ T 500-F)
興研㈱ テーブルコーチ(KOACH T 500-F)は、室内の一角に1セット(=2台組)を対向させ設置し、電源を入れてから、110秒(設定風速:約0.4m/秒)で、そこに高い清浄度のクリーンゾーンを形成できる装置です。電源を入れてからの、素早い立ち上がりが魅力の使い勝手の良い装置です。
電源は100Vで、且つキャスター付きで移動が自由自在に行える為、レイアウトの変更も簡単に実行可能です。また、KOACHのコンタミナント排出力の高い気流により、実際の作業時の清浄度(アクチュアルクリーン)が高品質に維持できます。
形成したクリーンゾーンは、ゾーニングして運用可能な為、対面した複数人での作業もコンタミの問題無く行えます。
飛来物防止板イオナイザ付き(興研㈱テーブルコーチオプション)
KOACHの基本原理(気流の特性)
清浄空間(ISOクラス1)を形成するプッシュフードの気流の原理
周囲を囲わずにクリーンゾーンを作り出す技術の秘密は、KOACH(コーチ)のプッシュフードから吹き出す気流と、その気流をぶつけ合うプッシュ・プッシュ機構にあります。
KOACH(コーチ)プッシュフードから吹き出す気流は、吹き出す風速と風向が全て同様に調整されている気流で、「同一ベクトル集合流」と呼ばれます。この気流は次のような特徴を持っています。
■ コヒーレント性が高い
■ 浮遊微粒子(コンタミナント)の捕捉搬送力が高い
■ 障害物があっても元の気流に戻りたがる「気流復元性がある」
■ 揺らぎがないため肌にも感じにくく、測量等にも影響がない
この気流が、対向させた2つのプッシュフードから吹き出し、フード間の中央でぶつかり合うことによって、常にクリーンゾーンの外側へ向かう気流が形成されます。そうすることで、クリーンゾーンの外側の空気が誘引されることを抑制し、周囲を囲うことなくクリーンゾーンを形成することが可能になりました。
KOACH(コーチ)プッシュフードから吹き出す気流は、吹き出す風速と風向が全て同様に調整されている気流で、「同一ベクトル集合流」と呼ばれます。この気流は次のような特徴を持っています。
■ コヒーレント性が高い
■ 浮遊微粒子(コンタミナント)の捕捉搬送力が高い
■ 障害物があっても元の気流に戻りたがる「気流復元性がある」
■ 揺らぎがないため肌にも感じにくく、測量等にも影響がない
この気流が、対向させた2つのプッシュフードから吹き出し、フード間の中央でぶつかり合うことによって、常にクリーンゾーンの外側へ向かう気流が形成されます。そうすることで、クリーンゾーンの外側の空気が誘引されることを抑制し、周囲を囲うことなくクリーンゾーンを形成することが可能になりました。